好転反応

2016年03月25日 15:00

腰が痛くなったらどうするか?

んなことをインターネットで調べてみました。

いわく、

  • まず、動かないこと。
  • 動くときには、水の中で歩くことをすること。
  • 姿勢を正すこと。
  • 生活習慣を正すこと。
  • 早めの外科診療を受けること。

など、当時の私にはできないことばかりでした。

また、腰痛になりやすい人々を挙げたものもあります。

  • 歩くのが嫌い。
  • 長時間座りっぱなしの仕事をしている。
  • やわらかい布団で寝ている。
  • 肥満体型の人。
  • お腹が出ている人。
  • いつも同じ肩にバックをかけている人。
  • きつい下着をつけている人。
  • 重い荷物を持つこと多い人。
  • 椅子に座るときに脚を組む癖がある人。
  • 前傾姿勢でいることが多い人。

そのうち、湯船につかると腰が楽になることを憶えました。


腰のツボを押している間は、顔は痛さから歪みました。

ツボが効いたとなんとなくわかるのは、〝好転反応〟が出たせいではないかと思います。

 

 

好転反応は、ツボや漢方薬服用時に起こる、一時的な反応を言います。

昔から中国では、「瞑眩(めいけん)せざればその病癒えず」と言われていたとか。

瞑眩とは、好転反応のことです。

 

好転反応とは、

①傷ついた細胞が新しく生まれ変わる時

体内の有害物質が排出される時

③血液やリンパの流れが活発になる時

に現れます。

例えば、ひざまづいて座っていた人が急に立ち上がると、血行がよくなります。そのために足がしびれます。それらは、改善の現れであり、本来の状態に戻るために現れる変化です。

主だった好転反応は下記のようになるといいます。

 

1. 弛緩反応 【症状:だるい、眠い、倦怠感など】

 

今まで病的状態でいたある臓器が、本来の機能を回復し始めると、他の臓器もその病的状態にあわせて活動していたので、一時的に各器官同士のアンバランス状態が起きます。少し経つと安定してきます。

 

2. 過敏反応 【症状:便秘、下痢、痛み、腫れ、発汗など】

 

急性の病状が慢性となってその状態で安定しているとき、病気に対して強力な援助が加わると、慢性の前の急性状態に一時的に戻ります。 又、数ヶ所が(例えば胃、腸、肝臓と3つとも)調子が悪いときは、一番悪い所から反応が出始めて、そこが改善されると、次に悪いところが身体に感じてくるという様に、順番に反応が現れます。 特にリュウマチ、神経痛、痛風などは、時間をかけて根気よく治す必要があります。

 

3. 排泄作用 【症状:吹き出物、発疹皮膚の変化、目やに、尿の色の変化など】

 

身体の解毒作用の現われで,体内の老廃物・毒素・疲労素を分解・排泄するときに出る反応です。汗、尿、便、皮膚に反応が現れます。

 

4. 回復反応 【症状:発熱、痛み、吐き気、腹痛、だるさ】

 

今まで血行の悪かった所が改善され、うっ血していた汚れた血液が一時的に回り始めるときに現れます。血液が浄化され、血行がよくなるにつれ、調子が良くなってきます。

 

いずれにしても、ツボが効く体になるためには、1ヵ月程の期間が必要であり、その期間を経ると、もう、体のどこを押してもツボが効くという風になります。

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